きちんとメンテナンスをしていますか?
バイクの点検整備のおさらい

きちんとメンテナンスをしていますか?<br>バイクの点検整備のおさらい

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)によると2020年の軽二輪(排気量126~250cc)・小型二輪(排気量251cc~)の新車販売台数の合計は、前年比13.6%増の141,771台と前年を大きく上回りました。コロナ禍でパーソナルな移動の手段としてバイクの需要が高まっているのが、増加の要因の一つと考えられます。一方で警視庁によると東京都内のバイク乗車中の交通事故死亡者は40人と前年比から12人増えました。需要が高まっている中、事故を防止するためには、安全運転とバイクの適切な点検整備が必要です。今回は点検整備を中心におさらいしていきます。

バイクにも車検がある??点検・整備のおさらい

自動車では車検があるのはみなさんご存じかと思います。バイクにおいても、排気量250ccを超える「小型二輪車」には車検が義務づけられています。車検の周期は乗用車と同様に1回目を登録日から3年後に、2回目以降は、2年毎に行うことが定められています。また排気量126cc超のバイクは道路運送車両法の規定により12ヵ月定期点検・24ヵ月定期点検といった法定点検が定められています。また日頃の日常点検やメーカーが指定する定期点検も重要になります。

日常点検

安全快適にご使用するために法令にしたがって、バイク使用状況に応じて、運転者自身の判断で適時行う点検です。点検時期の目安としては、長距離走行前や洗車時、給油時などに実施します。主な点検としてブレーキペダル及びレバーの遊び、効き具合やタイヤの空気圧、バッテリー液の量、エンジンのかかり具合及び異音の点検などが挙げられます。

定期点検

年間走行距離が3,000km程度の標準的な使用を前提として決められた法または法に準ずる点検項目とメーカーが指定する点検項目が定められています。例えば12ヵ月点検では、ブレーキペダルを手で抵抗を感じるまで押し、遊びの量が規定の範囲にあるかをスケールで測るなど、より詳細な点検となります。小型二輪車(排気量250cc超)は先にご紹介した通り、定期点検に加え、車検が義務化されており、1回目を登録日から3年後に、2回目以降は、2年毎に行います。

点検整備の3つのポイント

多くの部品の集まりであるバイクは、走るにつれて、そして時間の経過とともに、部品の劣化や摩耗が進みます。定期的な点検整備は、バイクの状態をチェックするとともに今後どう変わっていくかも予測して必要な整備を行うことで、大きなトラブルや余分な出費を防げます。今回は点検整備の大きなポイントを3つ紹介いたします。

ポイント1 オイル、冷却水

バイクは、多くの部位でオイルや液類を使用しています。エンジン、トランスミッション、ラジエータなどに使われるオイルや液は、装置の潤滑、冷却、洗浄、さび防止の役割を果たし、車の基本性能の維持につとめています。長期間の使用、高温下での連続使用による酸化などでオイル性能が劣化します。車のオイルなどの汚れは、一度劣化してしまうと元に戻らないため、定期点検整備の時期やメーカーが指定する点検整備の時期には、補充や交換を行う必要があります。

主なオイル・液類:エンジンオイル、ブレーキ液、冷却水など

ポイント2 ゴム部品

まず身近なゴム製品「輪ゴム」を想像してみてください。一般的に古くなった輪ゴムはモロくて切れやすくなります。バイクのホースやシールの材料にはゴムが使用され、圧力を伝えるブレーキホースや常に高温にさらされる冷却水ホースもゴムで出来ています。伸びの具合や亀裂の状態などをチェックし、性能を維持できなくなる恐れのあるものは新品に交換することで、トラブルを未然に防止することができます。

主なゴム部品:ブレーキホース、クラッチホース、燃料ホースなど

ポイント3 摩耗部品

バイクには、消しゴムのように、わが身をすり減らしてその役割を果たしている部品があります。タイヤ、ブレーキパッド、クラッチ板などがそれに当たります。それらをなくなるまで使うことは、「事故」に結びつくこともあるので、定期的な点検整備、交換が特に重要です。

主な消耗部品:ブレーキパッド、ブレーキシュー、タイヤなど

安全運転をするのは運転者自身

いくら点検・整備をきちんと行っていても実際に運転をするのは、運転者自身です。そこでHondaは安全運転に寄与し、リアルタイムに車両の位置情報や稼働状況を把握できる法人企業向け二輪車用コネクテッドサービス 「Honda FLEET MANAGEMENT(ホンダ フリートマネジメント)」を提供しています。本サービスは車両取り付け型の専用車載器で、データを取得し、加速や減速の実態や急操作の発生頻度をグラフで可視化します。

急操作の発生場所を地図上へ可視化することも可能にし、そのため詳細な運転のクセや運転特性を把握することができます。主観的になりがちな運転指導も、客観的なデータを用いることで、指導者へは過剰な負荷がかからず、ドライバー側も高い納得感をもって改善に取り組め、安全運転に寄与します。

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